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丸に五本骨扇
丸に五本骨扇
器物紋の一種。
扇は風を送る道具として用いられるほか、末広がりの形から吉兆を表したり、神が宿るとして宗教儀式に用いられたりもしました。
主に熊本、宮崎、鹿児島、四国地方で多く用いられています。 -
丸に日の丸扇
丸に日の丸扇
器物紋の一種。
扇は風を送る道具として用いられるほか、末広がりの形から吉兆を表したり、神が宿るとして宗教儀式に用いられたりもしました。
主に熊本、宮崎、鹿児島、四国地方で多く用いられています。
『五本骨扇』の中央に日の丸を描いたこの家紋は、戦国武将佐竹義重の家紋のひとつです。 -
丸に地紙
丸に地紙
器物紋の一種。
扇は風を送る道具として用いられるほか、末広がりの形から吉兆を表したり、神が宿るとして宗教儀式に用いられたりもしました。
「地紙」とは扇にはる紙のことで、江戸時代には地紙の行商もあるほど広く重宝されていたようです。
主に高知、福岡、西日本で多く用いられています。 -
丸に井桁
丸に井桁
建造紋の一種。
井戸をモチーフとした家紋です。水の湧く場所は命を繋ぐ場所として、精霊が宿るとされていました。
徳川家康四天王の一人 井伊直政の紋として有名です。
井桁紋は、4本の直線をひし形に組んだ形に描きます。
主に静岡、鹿児島、奈良、高知、群馬で多く用いられています。 -
丸に隅立井筒
丸に隅立井筒
建造紋の一種。
井戸をモチーフとした家紋です。水の湧く場所は命を繋ぐ場所として、精霊が宿るとされていました。
徳川家康四天王の一人 井伊直政の紋として有名です。
隅立井筒は4本の太い直線を「井」の字形に組み合わせて、それを隅を立てた形に描きます。
主に静岡、鹿児島、奈良、高知、群馬で多く用いられています。 -
丸に三つ銀杏
丸に三つ銀杏
植物紋の一種。
銀杏は樹齢千年を超えるものも多く、長寿の樹木として有名です。
また、火災に強く生命力に富んでいます。
主に関東地方、東海地方、兵庫、山口で多く用いられています。 -
丸に梅鉢
丸に梅鉢
植物紋の一種。
早春に咲く花として、その香りや風情ある樹形が古来より多くの日本人に愛されてきました。
学問の神様・菅原道真公の和歌で詠まれた花としても知られています。
主に鹿児島、広島、熊本、長崎、佐賀で多く用いられています。 -
丸に三つ鱗
丸に三つ鱗
文様紋の一種。
蛇や竜のうろこのような三角形の連なる形をしています。
魔除けの力があるとされており、古代から世界各地でみられ、日本でも古墳の壁画装飾などに描かれています。
また、北条家の家紋として有名です。
主に大分、福岡、神奈川、三重、和歌山で多く用いられています。 -
丸に沢瀉
丸に沢瀉
植物紋の一種。
沢瀉(おもだか)は水田やため池などに自生する植物で、葉の形が矢じりに似ていることから「勝軍草」とも呼ばれています。
その名のゆえに、武家にも愛されました。
戦国大名の毛利元就の家紋としても有名です。
主に長野、山梨、群馬、愛知、岐阜で多く用いられています。 -
丸に抱き沢瀉
丸に抱き沢瀉
植物紋の一種。
沢瀉(おもだか)は水田やため池などに自生する植物で、葉の形が矢じりに似ていることから「勝軍草」とも呼ばれています。
その名のゆえに、武家にも愛されました。
主に長野、山梨、群馬、愛知、岐阜で多く用いられています。
「抱き沢瀉」は、2枚の葉に包まれるようにして中央に花をつけた茎が立っています。
出羽庄内藩酒井氏の替紋です。 -
丸に梶の葉
丸に梶の葉
植物紋の一種。
梶は神前に献じる器として使用するなど、神道において古来より神聖な樹木とされてきました。
諏訪大社の神紋として有名です。
主に山梨、愛知、三重、岐阜、静岡で多く用いられています。 -
丸に三つ柏
丸に三つ柏
植物紋の一種。
柏の葉は古代より神の供物を盛るための器などに使用されてきました。
また柏の葉は新芽が出るまで落ちないことから「代が途切れない」として、子孫繁栄の願いを込めて武家などが家紋に用いるようになりました。
主に秋田、大阪、山形、埼玉、宮城で多く用いられています。 -
丸に蔓柏
丸に蔓柏
植物紋の一種。
柏の葉は古代より神の供物を盛るための器などに使用されてきました。
また柏の葉は新芽が出るまで落ちないことから「代が途切れない」として、子孫繁栄の願いを込めて武家などが家紋に用いるようになりました。
主に秋田、大阪、山形、埼玉、宮城で多く用いられています。 -
丸に抱柏
丸に抱柏
植物紋の一種。
柏の葉は古代より神の供物を盛るための器などに使用されてきました。
また柏の葉は新芽が出るまで落ちないことから「代が途切れない」として、子孫繁栄の願いを込めて武家などが家紋に用いるようになりました。
主に秋田、大阪、山形、埼玉、宮城で多く用いられています。
「抱き柏」は、2枚の柏の葉が左右から抱くように合せて描かれます。 -
丸に違い柏
丸に違い柏
植物紋の一種。
柏の葉は古代より神の供物を盛るための器などに使用されてきました。
また柏の葉は新芽が出るまで落ちないことから「代が途切れない」として、子孫繁栄の願いを込めて武家などが家紋に用いるようになりました。
主に秋田、大阪、山形、埼玉、宮城で多く用いられています。
「違い柏」は、2枚の柏の葉が左右から交差して描かれています。 -
丸に片喰
丸に片喰
植物紋の一種。
多年草のカタバミの葉をかたどった家紋です。
繁殖力が強く、踏まれても簡単に枯れない力強い生命力から家紋として用いられました。
主に大阪、兵庫、京都、滋賀で多く用いられています。 -
丸に剣片喰
丸に剣片喰
植物紋の一種。
多年草のカタバミの葉をかたどった家紋です。
繁殖力が強く、踏まれても簡単に枯れない力強い生命力から家紋として用いられました。
「剣片喰」は、3つの葉の間から剣が伸びて描かれます。
主に大阪、兵庫、京都、滋賀で多く用いられています。 -
丸に桔梗
丸に桔梗
植物紋の一種。
桔梗はキキョウ科の多年草で「秋の七草」の1つです。
美濃の土岐氏族や明智光秀の家紋としても有名です。
均整の取れた美しい造形と、桔梗という漢字に「更」「吉」の文字が入っている事から縁起のいい家紋としても愛されています。
主に鹿児島、岐阜、愛知、三重、和歌山、四国、九州で多く用いられています。 -
丸に五三の桐
丸に五三の桐
植物紋の一種。
鳳凰が住む嘉木とされる梧桐(あおぎり)が由来とされ、天子・天皇家の象徴の家紋です。
天皇が任命した征夷大将軍などには桐紋が授けられ、政治をつかさどる者の紋章として定着。現在も日本政府の紋章として五七桐が使用されています。
足利尊氏や豊臣秀吉といった歴代国家指導者にも使われてきました。
主に広島、岡山、鳥取、徳島、高知で多く用いられています。 -
丸に源氏車
丸に源氏車
器物紋の一種。
平安貴族が使用していた、牛が引く「御所車(ごしょぐるま)」の車輪を文様としたものです。
藤原秀郷を源流とする佐藤氏に多く用いられました。
絢爛豪華な貴族のイメージを彷彿とさせる家紋として愛されています。
主に秋田、福島、宮城、三重、岩手で多く用いられています。 -
轡(くつわ)
轡(くつわ)
器物紋の一種。
手綱をつけるために馬の口に着ける金具の「轡(くつわ)」に由来する家紋です。
部品の金具まで描いたものもあれば、全面に十字が描かれたものもあります。
十字架を連想させるとして、隠れキリシタンの間でも用いられました。 -
丸に釘抜き
丸に釘抜き
器物紋の一種。
大工道具をモチーフにした紋です。昔は釘を取り付ける際、後で抜く事を考慮して中央に穴を開けた正方形の座金(ざがね)を敷いていました。
「九城(くぎ)を抜く」を連想させるため、武家に愛されました。
主に東北、愛知、岐阜、滋賀、東京で多く用いられています。 -
丸に九枚笹
丸に九枚笹
植物紋の一種。
笹や竹は神と人を繋ぐ役割があると言われており、神代の頃から神聖な植物とされてきました。
「丸に九枚笹」は、九枚の笹の葉が向かい合うように描かれいます。戦国武将竹中半兵衛の家紋です。
主に群馬、山口、長野、愛知、岐阜で多く用いられています。 -
丸に根笹
丸に根笹
植物紋の一種。
笹や竹は神と人を繋ぐ役割があると言われており、神代の頃から神聖な植物とされてきました。
「丸に根笹」は、笹の葉と3本の枝・根が描かれています。
主に群馬、山口、長野、愛知、岐阜で多く用いられています。 -
丸に州浜
丸に州浜
器物紋の一種。
州浜(すはま)とは河口などで土砂が積もってできた島形の州のことで、不老不死の仙人が住む蓬莱山を州浜に見立て、松竹梅や鶴亀で飾った「州浜台」という調度品をモチーフにしたのがこの紋です。
州浜台は祝い事の際に料理を盛る台として用いられたことから、縁起がよいとして紋に使われました。
主に徳島、和歌山、埼玉、栃木、茨城で多く用いられています。 -
丸に橘
丸に橘
植物紋の一種。
橘(たちばな)は日本固有の柑橘類で、「古事記」や「日本書紀」には常世の国から持ち帰られた不老不死の霊木として書かれています。
花や実の鮮やかさもさることながら、昔はその常緑の葉から「永遠の命」や「永遠の栄え」を連想され、好まれてきました。
主に和歌山、広島、高知、長崎、奈良で多く用いられています。 -
丸に違い鷹の羽
丸に違い鷹の羽
動物紋の一種。
鷹の羽をモチーフとした家紋です。鷹は知性の高さや獲物を狩る勇猛果敢な姿から武士に好まれ、その羽は和弓の矢羽根の材料として重宝されたこともあります。
武家を中心に多くの家で使われています。 -
丸に並び鷹の羽
丸に並び鷹の羽
動物紋の一種。
鷹の羽をモチーフとした家紋です。鷹は知性の高さや獲物を狩る勇猛果敢な姿から武士に好まれ、その羽は和弓の矢羽根の材料として重宝されたこともあります。
武家を中心に多くの家で使われています。 -
丸に揚羽蝶
丸に揚羽蝶
動物紋の一種。
蝶の優雅に飛ぶ姿は、古来より多くの人に愛されてきました。平安末期の平氏の一門がこの紋をよく用いていました。
武家を中心に多くの家で使われています。
主に三重、愛知、岐阜、静岡、鹿児島で多く用いられています。 -
丸に抱き角
丸に抱き角
動物紋の一種。
鹿の角をモチーフにした家紋です。
鹿は古来より神の使いとして大切にされ、戦国武将がその角を刀掛けや兜の前立てとしたことから家紋にも使われるようになりました。
主に愛知、埼玉、茨城、神奈川、東京で多く用いられています。 -
丸に鶴の丸
丸に鶴の丸
動物紋の一種。
鶴は千年、亀は万年というように、長寿の象徴とされてきました。
丸の形に両翼を掲げた「鶴の丸」が有名ですが、飛んでいる鶴、夫婦の鶴、折り鶴などさまざまな種類があります。
主に青森、愛媛、北海道、宮城、秋田で多く用いられています。 -
丸に蔦
丸に蔦
植物紋の一種。
蔦(つた)はブドウ科の蔓性落葉樹で、強い繁殖力と紅葉の美しさから愛され、武家の家紋や女紋にも多く用いられてきました。
海軍士官の東郷平八郎や小説家の谷崎潤一郎の家紋でもあります。
主に石川、新潟、富山、長野、千葉で多く用いられています。 -
丸に右三巴
丸に右三巴
文様紋の一種。
縄文遺跡にもみられる非常に古い文様で、雷神の太鼓に描かれる様に雷鳴を表しているともされますが、成り立ちには多くの謎が残っています。
主に栃木、愛媛、福岡、大分、鳥取で多く用いられています。 -
丸に右二つ巴
丸に右二つ巴
文様紋の一種。
縄文遺跡にもみられる非常に古い文様で、雷神の太鼓に描かれる様に雷鳴を表しているともされますが、成り立ちには多くの謎が残っています。
主に栃木、愛媛、福岡、大分、鳥取で多く用いられています。 -
丸に左三つ巴
丸に左三つ巴
文様紋の一種。
縄文遺跡にもみられる非常に古い文様で、雷神の太鼓に描かれる様に雷鳴を表しているともされますが、成り立ちには多くの謎が残っています。
主に栃木、愛媛、福岡、大分、鳥取で多く用いられています。 -
丸に左二つ巴
丸に左二つ巴
文様紋の一種。
縄文遺跡にもみられる非常に古い文様で、雷神の太鼓に描かれる様に雷鳴を表しているともされますが、成り立ちには多くの謎が残っています。
主に栃木、愛媛、福岡、大分、鳥取で多く用いられています。 -
丸に花菱
丸に花菱
文様紋の一種。
実在する花を模したのではなく、奈良時代に中国から伝わった花の文様がモチーフになっています。
主に山梨、東京、山口、徳島、九州で多く用いられています。 -
丸に剣花菱
丸に剣花菱
文様紋の一種。
実在する花を模したのではなく、奈良時代に中国から伝わった花の文様がモチーフになっています。
主に山梨、東京、山口、徳島、九州で多く用いられています。
剣花菱は、花菱に4本の剣を描いたもので、勝海舟、大隈重信、黒川嘉兵衛の家紋でもあります。 -
丸に抱き柊
丸に抱き柊
植物紋の一種。
柊(ひいらぎ)は魔除けの力があるとされ、古くから鬼払いに用いられてきました。
主に富山、山口、岡山、新潟、石川で多く用いられています。 -
丸に三つ引
丸に三つ引
文様紋「引両紋」(ひきりょうもん)の一種。
引両の「両」は「竜」を表すとされていますが、成り立ちには諸説あります。
「丸に三つ引」は松代藩士の佐久間象山の家紋でもあります。
主に東京、山梨、副島、群馬、山形、宮城、秋田、愛媛、栃木、岩手で多く用いられています。 -
丸に二つ引
丸に二つ引
文様紋「引両紋」(ひきりょうもん)の一種。
引両の「両」は「竜」を表すとされていますが、成り立ちには諸説あります。
主に東京、山梨、副島、群馬、山形、宮城、秋田、愛媛、栃木、岩手で多く用いられています。
「丸に二つ引」は戦国武将細川藤孝・細川忠興、新選組局長の近藤勇の家紋でもあります。 -
丸に武田菱
丸に武田菱
文様紋の一種。
菱(ひし)形は紀元前から存在する原初の文様であり、世界中で使われています。
菱形を4つ描いたものは武田家の家紋としても有名です。
主に山梨、東京、山口、徳島、九州で多く用いられています。
「丸に武田菱」は、長州藩士 高杉晋作の家紋でもあります。 -
丸に三階菱
丸に三階菱
文様紋の一種。
菱(ひし)形は紀元前から存在する原初の文様であり、世界中で使われています。
菱形を4つ描いたものは武田家の家紋としても有名です。
主に山梨、東京、山口、徳島、九州で多く用いられています。
「丸に三階菱」は、幕末の実業家 岩崎弥太郎の家紋でもあります。 -
丸に上がり藤
丸に上がり藤
植物紋の一種。
繁殖力に優れ、寿命の長い藤はその性質と垂れ下がる花の美しさから多くの人に愛されました。
平安時代に栄華を極めた藤原氏の代表紋です。
主に岐阜、栃木、岩手、神奈川、埼玉で多く用いられています。 -
丸に下がり藤
丸に下がり藤
植物紋の一種。
繁殖力に優れ、寿命の長い藤はその性質と垂れ下がる花の美しさから多くの人に愛されました。
平安時代に栄華を極めた藤原氏の代表紋です。
主に岐阜、栃木、岩手、神奈川、埼玉で多く用いられています。 -
丸に七曜
丸に七曜
自然紋の一種。
星をモチーフにした紋で、天体・星への信仰から紋に使用されました。
主に宮城、千葉、岩手、福島、山形で多く用いられています。
七曜紋は北斗七星をかたどった紋で、太陽(日)・月・火・水星・木星・金星・土星を表しています。 -
丸に九曜
丸に九曜
自然紋の一種。
星をモチーフにした紋で、天体・星への信仰から紋に使用されました。
主に宮城、千葉、岩手、福島、山形で多く用いられています。
九曜紋は、太陽(日)・月・火・水星・木星・金星・土星の七曜に羅睺(らごう)、計都(けいと)という架空の2つの星を加えたものです。
これに仏を配すると「九曜曼荼羅(くようまんだら)」となり、真言宗や道中守護の札など信仰の対象となりました。 -
丸に三つ星
丸に三つ星
自然紋の一種。
星をモチーフにした紋で、天体・星への信仰から紋に使用されました。
主に宮城、千葉、岩手、福島、山形で多く用いられています。
三つ星紋は「三武」または「将軍星」と呼ばれるオリオン座の三つ星を表しており、「丸に三つ星」は桂小五郎、ジョン万次郎の家紋です。 -
丸に三つ星に一の字
丸に三つ星に一の字
自然紋の一種。
星をモチーフにした紋で、天体・星への信仰から紋に使用されました。
主に宮城、千葉、岩手、福島、山形で多く用いられています。
三つ星紋は、「三武」または「将軍星」と呼ばれるオリオン座の三つ星の下に一の字を描きます。 -
丸に左三階松
丸に左三階松
植物紋の一種。
一年中青々とした葉をつける松は長寿の象徴であり、神を待つ意味として「祀る」「祭り」の語源となる樹です。
主に香川、高知、愛媛、島根、徳島で多く用いられています。 -
丸に右三階松
丸に右三階松
植物紋の一種。
一年中青々とした葉をつける松は長寿の象徴であり、神を待つ意味として「祀る」「祭り」の語源となる樹です。
主に香川、高知、愛媛、島根、徳島で多く用いられています。 -
丸に松皮菱
丸に松皮菱
文様紋の一種。
菱(ひし)形は紀元前から存在する原初の文様であり、世界中で使われています。
菱形を4つ描いたものは武田家の家紋としても有名です。
主に山梨、東京、山口、徳島、九州で多く用いられています。
「丸に松皮菱」は菱の上下に小さな菱を加えたように描かれ、松の樹皮をイメージしてこの名前がつきました。 -
丸に抱茗荷
丸に抱茗荷
植物紋の一種。
ショウガ科の多年草である茗荷(みょうが)をモチーフとした家紋です。
名前が「冥加(みょうが:神仏の守護のこと)」に通じることから、神社や寺で多く使用されました。
主に岡山、兵庫、徳島、山口、北海道で多く用いられています。 -
丸に四つ目菱
丸に四つ目菱
文様紋の一種。
菱(ひし)形は紀元前から存在する原初の文様であり、世界中で使われています。
菱形を4つ描いたものは武田家の家紋としても有名です。
主に山梨、東京、山口、徳島、九州で多く用いられています。 -
丸に隅立四つ目
丸に隅立四つ目
文様紋「目結(めゆい)紋」の一種。
絞り染めから生まれた文様で、目を結ぶように連なることからこの名前がつけられました。
一族の絆を強く結び付けることを想起させる家紋で、主に青森、岩手、秋田、京都、長崎で多く用いられています。
「丸に隅立四つ目」は、4つの目結の文様を菱形に寄せ集めて描かれます。 -
丸に木瓜
丸に木瓜
文様紋の一種。
木瓜(もっこう)紋は、瓜の断面を描いたとも、子孫繁栄を表す鳥の巣を描いたものとも言われています。
スサノオノミコトを祀る神社の神紋です。
主に北陸地方や東北地方で多く用いられています。
「丸に木瓜」は、新選組一番隊組長 沖田総司、幕末の実業家 尾高惇忠の家紋です。 -
丸に庵木瓜
丸に庵木瓜
文様紋・建造紋の一種。
木瓜(もっこう)紋と、仮小屋である庵(いおり)がモチーフの庵紋の組み合わせで作られた家紋です。
庵は出家者の活動拠点であり、風流なものとして絵巻物にも描かれました。
木瓜紋は、瓜の断面を描いたとも、子孫繁栄を表す鳥の巣を描いたものとも言われています。
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庵紋は主に関東地方や東北地方、木瓜紋は主に北陸地方や東北地方で多く用いられています。 -
丸に違い矢
丸に違い矢
器物紋の一種。
矢羽根をかたどった家紋です。矢は武具としての役割だけでなく、邪気を破り浄化するものとされています。
主に滋賀、兵庫、高知、大分、岡山で多く用いられています。 -
丸に並び矢
丸に並び矢
器物紋の一種。
矢羽根をかたどった家紋です。矢は武具としての役割だけでなく、邪気を破り浄化するものとされています。
主に滋賀、兵庫、高知、大分、岡山で多く用いられています。 -
丸に笹竜胆
丸に笹竜胆
植物紋の一種。
青紫の花を咲かせる山野草の「竜胆(りんどう)」をモチーフとした家紋であり、葉が笹に似ている事から「笹竜胆」と呼ばれています。
根が龍の胆のように苦いことから、龍胆と呼ばれたのが語源といわれています。
主に長野、山梨、熊本、宮城、三重で多く用いられています。