貼り家紋とは?
貼り家紋とは?
紋付袴、留袖等の上に貼り付けられるシール状の家紋になります。
男女の着物、祝着、子供の着物、裃などの家紋の装着、又は簡易的に変更するのに便利です。
弊社の貼り家紋は、着物と同じ生地(一越、羽二重、平呂)を使用しており、また手刷りによる細かい線の再現と色にもこだわっております。
背割り用の貼り家紋も1セットに1つ入っております。
家紋の種類
当社で取り扱う貼り家紋は大きく以下の3種類になります。
一般紋
基本的に平安紋鑑仕様の60種類、多く使われる汎用紋を一般紋として設定しております。
常に在庫を用意しており、描き紋や特殊紋よりも大幅に早く発送することができます。
下記ページに記載の家紋が一般紋になります。
特殊紋
平安紋鑑に記載の紋のうち、一般紋の60種類以外のものになります。
在庫がないことが多く、一般紋よりも発送にお時間を頂きます。
オーダーメイド紋(描き紋)
平安紋鑑に記載が無い、もしくは図柄が若干違うなどの特殊仕様の紋です。
データ作成が必要なため、事前にご希望の紋のデザインをお送り頂き、費用と制作期間をお見積り致します。
貼り家紋のあれこれ
生地について
羽二重、一越、平呂(高級仕様)、人工シルク(コストカット版)がご用意できます。
丸について
丸なしと、通常の丸以外(中輪・細輪など)は特殊料金になります。
裏面について
通常はシール仕様になっておりますが、縫い付け用に和紙仕様に変更も可能です。
中抜き印刷について(オプション)
家紋の図柄を切り抜く仕様の紋になります。(要相談)
色のご指定
各種着物に対応しています。
黒紋服
通常仕様 生地は黒、紋の色は白で印刷します。
白紋服
生地は白、紋の色は黒で印刷します。
金色紋
金色の紋になります。拍とは違い金粉を使っています。写真撮影を前提としているのでなるべく光の反射のない微光沢な仕様になります。
カラー印刷(黒・白・金以外)
特殊印刷となり、通常より発送までに時間を頂くようになります。なるべく早めにご注文頂くことをお勧めいたします。
着物、紋ともに、色の指定が可能になります。色の差異を抑えるため着物の切れ端を送って頂けるとより正確な色合わせが可能です。
色の指定は下記サイト(★)の色コードでも承っておりますが、環境によりかなり差異が出るケースが多いためスマートフォンやPCの光度なども合わせて頂けますと幸いです。ご協力のほど、よろしくお願い致します。
★ 色の名前とカラーコードが一目でわかるWEB色見本 原色大辞典 2024年5月10日引用
代表的な商品
男紋 (羽二重使用)
表地に羽二重を使用しており、着物に装着時の境目を感じさせません。手刷りによる細かい線の再現にも力を入れており平安紋鑑に忠実に再現しております。6枚1セット 背割り付きになります。
女紋 (一越使用)
表地に一越を使用しており、羽二重同様装着時はシールであることを極限まで感じさせません。
男紋同様手刷りによる細かい線の再現にも力をいれております。6枚1セット 背割り付きになります。
人工シルク紋
大幅なコストカットにより提供価格に大きく反映させることができるようになりました。またクオリティを損なわないように高級仕様紋同様に手刷りによる細かい線の再現にも注力しています。
また、提供までのお時間も大幅に早くなりました。
高級紋に比べて若干光沢が増します。
アイロン圧着式
通常の貼り家紋(家紋シール)とは異なり、アイロン圧着を用いての商品になります。
インスタント仕様を前提としておらず、洗濯にも耐えられる様に設計されております。